隙間風ぴゅーぴゅーで寒かったのが、窓改修をして暖かくなりました!
初めに相談された時には、とにかく、冬の寒さがハンパなく、家の中にいても凍えるほど寒いので何とかして欲しいということでした。
実際に状況を見てみると、窓自体が少し傾いていて、窓を閉めても隙間だらけで、硝子も単板(1枚)硝子なので、これでは冬の冷気が室内にバンバン入ってきて、寒さもハンパないだろうなって感じでした。
じゃあ、どうしようかということになったのですが、
窓改修においての寒さ対策として3つ考えました。
①樹脂内窓の設置 ②高性能ガラスへの交換 ③カバー工法での窓改修
①については、今の窓の内側にもうひとつ樹脂製の窓を設置するんですが、外の窓が隙間だらけでしたので、これは効果が薄いということでNGでした。
②の硝子交換についても①の理由同様、硝子を変えても窓の隙間は変わらないので、これもNG。
結局、最後に残ったのは③です。今のガラス戸を撤去して、その中に新規で窓を設置するという工法です。
窓自体は現状を考慮してビル用の製品を使って、硝子は高性能な複層硝子を採用しました。
今回はこれがベストであろうということで、③を選択しました。
工事自体は職人さんがかなり苦労しました。
というのも、既存の窓の傾きがひどかったのと、自分が現地調査をして、何とかギリギリの寸法で納めたいと思って、最大限の寸法で製作したために寸法的に余裕がなくなってしまったために、職人さんがさせる結果になってしまいました。
でも、何とかきれいに取付が出来て、工事後には、以前は窓際には居られないほど寒かったけど、本当に暖かかくなったと喜んでくれて、こちらとしてもこうして実感してもらえるほど嬉しいことはなく、この工事をやらさせてもらってよかったな~と、すごく幸せな気持ちになりました。